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PLCと電波の話の散文的時事解説
松下電器がPLCモデムを発売するそうな。
売国の手先、総務省の音頭で踊る松下・・・哀れでさえある。

あちこち参照してください。

HF-PLC Watching Site

PLC問題2006秋

最初から煽っているのは日経だが、無様にも、日経ラジオが砂かぶって、商売にさしつかえてるようだ。

もとより、ITの世界はまやかしの世界。
ありもしない需要をでっちあげ、アタックの恐怖で縛り上げ、さらに複雑なシステムを売りつける。

最近、私の身の回りで交わされた会話;

「デジタルデバイドって何?」
「高速でつながらないことさ」
「???」

しかし、これが真実である。
ブロードバンドがつながらなくても、なんの問題も無いにもかかわらず、デジタルデバイドに陥ると脅しているわけで。

少し、電波の話をしよう。(デムパではない)

大昔、無線の黎明期であった頃、火花放電による無線通信が考案された。

今を去ること、100年以上の昔、ドイツのヘルツという人(親父はユダヤ?)は火花放電の実験をしている最中に、不思議な経験をした。

高圧の電気を2点のギャップに加えることにより、火花放電をさせると、近くに置いた金属の輪のギャップに火花が飛ぶのだ。


hibana


ある長さの一組の線の間に火花を飛ばすと、その線の長さに応じた何かが空間に飛び出す。

これに対向する同じ長さの線の間に、なんと火花が飛ぶではないか。

試みにこの線(すなわち、アンテナ)を少し遠ざけてみる、やはり火花が飛ぶ・・・

ううむ、何も無い空間を越えてエネルギーが移動した、これが電波なのだあ!


さて、この実験に触発されたイタリアのマルコーニという人はなんと、こともあろうに、大西洋横断の無線通信を成功させてしまった。

それからというもの、無線の波は世界中を覆い尽くすこととなった。

そして、日本海海戦の折、「敵艦見ユ」で名高い戦果を上げるにいたる。
このへんのところはオロモルフさんのサイトに詳しい。

話を戻そう。
世界中が無線の魅力に取り憑かれて、大勢の素人が無線の実験を始め、アマチュア無線が始まった。

やがてプロの無線は波長の長い、長波(電波時計とかで使っています)、中波(今のラジオ放送のあたりですね)を独占してアマチュア無線家は波長200m以上の電波を使うことはまかりならん!とお上(これ、アメリカの話だから)からのお達しがでてしまった。

ところが、ところがですよ、アマチュア無線家たちが追い込まれてしまった3~30MHz(周波数の単位、ヘルツと読みます、つまりヘルツの名前を記念してるわけですね)の短波帯は、じつはとんでもない代物だったのです。

地球の周りを取り巻いている荷電粒子の集まった層、すなわち電離層で反射した短波帯の電波は何度も反射を繰り返し、地球の裏側までとどいてしまうのです。
20世紀の間、短波無線はわずかな電力ではるかかなたまで伝播する、驚異の通信手段だったのです。

さらに話を戻そう。

こともあろうに!(こればっかりや)PLCはこの短波帯を使うというのです。
それも、ベースバンドで(正しくはOFDMだけど)バリバリに変調するものだから、まさにノイズそのもの、それが短波の特徴である、わずかな電力でも遠くまで飛ぶという・・・困った仕掛けなのです。

今、PLCが不本意にも発生する「不要な」電波が世界中を汚染しようとしているのです。
これは誇張ではなく、家庭内に張り巡らされた電灯線はまさにアンテナに酷似した構造になっているのです。

何故、総務省は省令を改正してまでこんなものを許可したのでしょうか?
それは総務省が売国奴の手先だからにほかなりません。

真面目に言い訳をするなら聞いてやるゾ、できねえと思うが。
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