Welcome

One of Three

ボーグに同化されて施された左翼教育から覚醒し、自己をとりもどした「人間」のブログ

One of Three

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

Actual Generation
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

私的・・・靖国って何?
てっくさんの「靖国さん」という表現がなんとも新鮮だった。

普段、「寒川さん」、「氷川さん」と言っているのに、私は「靖国さん」という表現をしたことがなかったのだ。
私の意識がずれているのかもしれない。

最近、その靖国神社へ行ったので、すこし書いてみよう。



靖国神社を訪れるのは何年ぶりだろう

その小学生は大鳥居を見上げて、感動している。
「うわー、デカい」

いくつかの忠魂碑をみつけて碑文を読み下している。
母の碑はシンボリックすぎて理解できないようだ。

境内には骨董屋が露天を出していた。

大村益次郎の銅像を見上げる。
「何をした人?」
「日本の軍事を近代化した人だよ、だけど、私のように上野で生まれた人には別の意味もある」
「何、それ?」
「昔、上野の山で戦争があったのさ、そのとき大村益次郎は大勢の彰義隊の兵隊を殺した・・・戦いを指揮したんだ」
「卑怯なことをしたの?」
「卑怯ではない、戦争だからね、卑怯な人はひとりもいなかった、だけど世の中は、ひとつの見方だけでは判断できないんだ」

ふと、自分を疑う・・・卑怯だったのか?・・・近代的な戦略で赤子の手をひねるように・・・現代の情報戦が脳裏をかすめる・・・ユダヤ、か

「彼のせいではないだろうが、東京の人から見ると、戦で死んだ敵の屍を弔わずに放置したのは許しがたかっただろう」
「放置したの?」
「ああ、最初、放置した・・・結局地元の寺社の有志が皆で葬ったんだ、最後には葬ることを認めたから」
「じゃ、やっぱり偉い人でいいんだね」
「そう、偉い人、だ」

ふと、親父の記憶が蘇る。
この少年は私自身なのか・・・

「平日なら台座にのぼってもいいけどな」
「うん、ちょっとひとが多くてダメだね」
「じゃ、また今度、のぼればいいさ」
「うん、また今度」

正面の拝殿の前で作法通りのお参りをする。
小さいころ、夜店に気を取られている私に母が「お参りを済ませてから、ね」といって、たしなめたことを思い出す。

「ここは戦争で死んだ軍人を祭った神社なんだよ」
「戦争で死んだ人が神様なの?」
「そう、戦争で死んだ人が子孫を守っているんだ」
「守ってるの?」
「そう、神様だから、守ってるんだ」
「この後ろのところに神様がいるの?」
「そう、この辺だね」
少年は理解しているのだろうか?

「2礼2拍手だよね」
少年が、確認する。
「そうだ、2礼2拍手だ」

懐かしい相撲場を見る。
「立ち入り禁止か・・・」
「昔ここでボーイスカウトの訓練をやっていたんだ」
「へー、おもしろいの?」
「面白い?そうさな、面白かったな」

茶室の前で錦鯉にエサをやる。
エサの自販機が設置されている。
昔、和気清麻呂の銅像の下で内堀の鯉に古パンの耳をやったことを回想する。
50センチもあるナマズが出てきたな、そうそう、ソウギョやライギョもいたっけ、よく外堀でクチボソを釣ったな・・・カエルと荒縄で内堀のライギョを釣っていたやつもいたな・・・

「これは何?」
少年がたずねる。
「これは憲兵の碑だ」
「偉いの?」
「うん、偉い、でも人々から嫌われていたことも事実だ」
「意地悪だったの?」
「そうかもしれないし、職務に忠実だっただけかもしれないし、今はいないから判らない」
「そっか、昔のことだから、ね」

遊就館は有料だが、これはどこで運営しているのか知らないが、国営で無料にするべきだろう。

展示は、一様に臭い。
国粋主義?軍国主義?・・・いや、そんなものではない、単純にセンスが悪いだけだ。
もっと洗練された展示が必要だと思った。
そういえば、最近は国立博物館、科学博物館も同様に臭い。
アメリカでさえ、こんなにひどくはない。
形だけのモノマネか。

入り口に近く、緑色のフランキが記憶どおりの姿を晒している。

少年はゼロ戦を見て喜んでいる。

「性能は抜群だけど、できるだけ軽く作るために装甲が薄いので、エンジンや燃料系を撃たれるとすぐやられてしまうんだ、パイロットも」
「役にたたなかったの?」
「いや、つくられて最初のころは凄く強かったんだ」
「敵が強くなったの?」
「いや、日本が弱くなったのさ、強いパイロットはそんなに簡単には育たないものさ」
「ふーん、強い人は死んじゃったの?」
「ハードウェアの弱点をつかれると、どんなに名パイロットでもどうしようもない」
「そっか、撃たれると死んじゃうもんね」

回天は大きい・・・
立派な模型もたくさんある。
重火器、サーベル、小さな鉄の棺桶のような装甲の薄い戦車、擲弾筒、すべてが歴史の一部だ。

花嫁人形のコーナー
私はこみ上げる嗚咽を隠すようにその場を逃れる。
人は誰も皆死ぬ。
しかし、自分の生きた証を残せずに死ぬのは、どれほど辛いことか。
特攻と普通の戦死とどこが違うのか、そんな問いは無意味だ。
家族の想いに変わりはないか。

「おなかすいた、昼メシは?」
「ここでもいいけど、外にいくかい?」
「外にしよう」

少年が駆け出してゆく。
私は靖国神社を後にし、日常の世界に向かった。
スポンサーサイト

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://actualgeneration.blog46.fc2.com/tb.php/22-0c330e98
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

どの話題から突っ込めばいいんだ?

「A級戦犯、国内法では犯罪人でない」(麻生&安倍氏) vs 「東京裁判は国内法を超越」(民主・岡田氏)http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1139994120/「安倍首相、必ず靖国参拝する。それで日中関係に大問題が」…民主・小沢氏http://news19.2ch.net/test/rea 右派社民党公式ブログ【2007/03/29 20:36】

A級戦犯ってのは絶対悪なのか?

なんだか、靖国さんの話を政治的な「カード」として持ち出されるたびに、比較的「保守... Let's Blow! 毒吐き@てっく【2006/04/23 00:28】
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。